
ハイジーンに関するよくある質問
ユーザーさまより頻繁にいただく質問とその回答をまとめました。
■全般 | |
Q | デュールデンタルハイジーンは使用後シンクにそのまま流してもいいですか? |
A | 使用済みの薬液はそのままシンクに廃棄して頂けます。排水内で生分解されるため、生態系に悪影響を及ぼしません。廃棄の際に他の薬液や石鹸と混合しないでください。詳細は商品ラベルをご確認ください。 |
Q | 記載されている作用時間とは何ですか?この時間以上または、より長く放置した方が良いですか? |
A | 作用時間とは、完全に除菌が行われるまでの時間になります。そのため、作用時間より長く放置したりし過ぎると対象物に悪影響が出る場合も考えられます。作用時間を守ることが大切であり、作用時間後インツルメントや印象体をよくすすいで乾燥させます。 |
Q | スプレーによる除菌を行う際の注意点は? |
A | 近年、洗浄剤や除菌液のスプレーによるエアロゾルの発生が健康に与える影響が懸念されるようになりました。スプレーボトルを使用する際は、直接布に液を吹き付けて布を湿らしてから拭き上げをしてください。また、スプレーを使用した表面除菌や空間除菌は、拭き掃除ができない隙間など以外には行わないでください。 |
■器具の除菌 ID212インスツルメント、ID213インスツルメント、ID220バー/リーマー |
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Q | 希釈液は毎日交換する必要がありますか? |
A | 希釈液は最長1週間(ID213の場合2週間)継続して使用いただけます。ただし希釈液が汚れて変色した場合は交換してください。 |
Q | ID212インスツルメント(ID213インスツルメント)を器具の浸漬除菌に使用しています。ID220バー/リーマーはどのようなときに使用しますか? |
A | 回転器具には、ID220バー/リーマーを使用します。これは器具にひどく付着した組織や血液を落とすために開発されました。ただし軽金属(アルミ、チタン、真鍮など)などのアルコールとアルカリに弱い材質には使用できません。接着剤が合成樹脂使用のものは使用できない場合があります。 |
Q | ID220バー/リーマーは真鍮、アルミ、チタンなどのすべての回転器具の除菌に使用できますか? |
A | 軽金属(アルミ、チタン、真鍮など)などのアルコールとアルカリに弱い材質や接着剤が合成樹脂使用のものにはID212インスツルメントまたはID213インスツルメントを使用してください。汚れがひどい場合は、25倍希釈で60分間浸漬除菌してください。 |
Q | 希釈液が変色するのはなぜですか? |
A | 器具に付着した血液がやたんぱく質が原因とみられます。その時は、希釈液を交換してください。 |
Q | 診療終了後に器具を希釈液に浸漬させて、翌朝まで除菌しても問題ありませんか? |
A | ボトルに記載された時間を必ず守ってください。規定の時間を超えた場合、器具が傷む可能性があります。 |
Q | 固まった血液も浸漬除菌で落とせますか? |
A | 血液などが固まらないように器具を使用後すぐに希釈液に浸漬してください。 |
Q | デュールデンタルハイジーンで除菌すれば滅菌は不要ですか? |
A | 除菌は滅菌の代わりになりません。 |
Q | 除菌する前に器具の予備洗浄すればよいですか? |
A | 使用済みの汚れた器具の予備洗浄はしません。予備洗浄することで細菌やウイルスなどが飛び散ります。これが感染の原因になるので、絶対にしないでください。スタッフの健康を守るためにまずはハイゴボックスなどで浸漬して除菌してください。 |
Q | 器具を浸漬後どのようにしたらよいですか? |
A | ハイゴボックスをご使用の場合、かごを上げて水切りを行います。そしてかごを持ったままシンクでよくすすいでください。器具の細かな隙間やハサミの関節部もよくすすいでください。器具の汚れが落ちているかを確認してください。 |
Q | インスツルメントや器具を浸漬後に血液や汚れがまだ付着しています。どうしたらよいですか? |
A | 血液や汚れを落として再度浸漬してください。血液などが固まらないようにインスツルメントや器具などを使用後すぐに希釈液に浸漬してください。 |
Q | 器具を浸漬後、滅菌する前に乾燥させることが必要ですか? |
A | 器具を滅菌する前に乾燥させる必要があります。乾燥はエアー、衛生的なタオルまたは乾燥機で器具の外側と内側を乾燥させます。 |
Q | ID213インスツルメントで使用できないものはありますか? |
A | インスツルメントは全て可能ですが、プラスチックやシリコン製のものは薬液耐性のあるものでないと割れたり、変色の可能性がございます。ご使用前にアルカリ性の薬液耐性があるかをご確認下さいませ。 |
Q | グルタラールの入った別の製品を使用してID213インスツルメントに除菌液を変更したら液が変色にしました。 |
A | グルタラールなどのアルデヒド製剤に反応している可能性がございます。グルタラールの残留性は厚生労働省の勧告でもある様に非常に危険ですので、ID213インスツルメントに変更する際には、希釈液を入れるボックスや超音波洗浄器はしっかり洗って乾燥させてからご使用ください。それでも汚れがひどい場合はMD555フロークリーナーで希釈液を作成して洗浄後すぐに水で洗い流してください。 |
■表面の除菌/ケアー FD312エコ、FD333フォルテ、FD350除菌ワイプ、FD360レザーケアー、 FD366センシティブ |
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Q | FD312エコはどこで使えますか? |
A | 水ベースの除菌液ですので、床、チェア、家具などのほとんどの場所で使用できます。もしも使用できる場所かどうかわからない場合は、機器の説明書を確認してください。 |
Q | FD350除菌ワイプが使えない場所はありますか? |
A | 強いアルコール成分ですので、アクリルグラスやチェアレザー、柔らかい樹脂表面へのご使用はお控えください。その場合、FD366センシティブをご使用ください。 |
Q | FD360レザーケアーはチェアの除菌ができるのですか? |
A | FD360レザーケアーは洗浄剤と仕上げ剤です。FD360レザーケアーを使う前に、FD366センシティブを使ってチェアの除菌を行ってください。 |
Q | FD366センシティブはどこで使えますか? |
A | デンタルユニットのテーブル、ライトのハンドルまたは樹脂や合成皮革などの表面の除菌に使用します。材質にやさしいアルコール成分ですので、アクリルグラスやチェアレザーでもご使用いただけます。 |
Q | スプレーするのと、拭くのではどちらがよいですか? |
A | スプレーすると、ミストが肺に入る恐れがあります。拭き掃除をするほうが好ましいです。布で届かない隙間をスプレーをしてください。 |
Q | 除菌液で拭き取り後に水拭きや乾拭きは必要ですか? |
A | もしも表面に大量に除菌液が残っている場合は、乾拭きをしてください。表面に少し除菌液が残っている場合は自然に乾燥します。 |
■吸引システムの除菌 オロトルプラス、バイオクリーン、MD550スピットンクリーナー、MD555フロークリーナー、 オロカップ活用容器 |
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Q | オロトルプラス又はバイオクリーンの原液を床にこぼしてしまいました。 |
A | 希釈液は必ずシンクで作成してください。洗浄効果が高いため床材料にもよりますが、樹脂などは濃縮液で変色する可能性がございます。 |
Q | 診察の度に使用する必要がありますか? |
A | 毎日1~2回、診療終了後と昼休み前に使用してください。 |
Q | オロトルプラスをすでに使用しています。MD550スピットンクリーナーを使用するメリットは何ですか? |
A | オロトルプラスは配管や排水の除菌洗浄液です。MD550スピットンクリーナーはスピットンに固着した血液や印象剤などの汚れを落とす洗浄液です。 |
Q | オロトルプラスをすでに使用しています。MD555フロークリーナーはどのようなときに使いますか? |
A | オロトルプラスは配管や排水の除菌洗浄液です。MD555フロークリーナーは歯面清掃用パウダーの配管内での詰まりを解消するクリーナーです。 |
Q | 1つのオロカップ活用容器でオロトルプラスとMD555フロークリーナーの2つを使えますか? |
A | オロカップの使用後に水ですすいでください。 |
Q | オロカップ活用容器は各社のユニットの吸引接続口に対応していますか? |
A | 吸引口には各社ユニットへ対応するアダプターが付属しています。 |
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Dürr Dental Hygiene

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